「93万枚」という数字の独り歩きに違和感。マイナンバーカード制度について思うこと

 共同通信が5月15日に配信した「『本人希望』理由で廃止93万枚 マイナ消費効果は2兆4千億円」という記事が話題になっているようです。
X(旧Twitter)でも、いろんな意見が溢れています。

デイリー新潮でも、この状況について記事が書かれていました。
【内容】
会計検査院の調査で、マイナンバーカードが「本人希望・その他」を理由に 累計93万枚廃止されていたことが判明。背景には、カードのトラブルやマイナ保険証の運用不備による不安があり、自主返納が増えた可能性が指摘される。医療現場では高齢者を中心に読み取り操作が難しく、毎回の資格確認で受付業務が増加するなど「便利さを感じない」という声が多い。住基カード同様、普及が進まないまま制度が形骸化する懸念も示されている。


93万枚という数字をどう見るかですが、
2025年12月時点のカード保有枚数は約1億3万枚だそうです。
これに、廃止された93万枚を足した1億96万枚(人)が1度はカードを保有していたとなります。
これを母数として考えると、カードを保有した人の0うち、返却をした人は0.9%となります。

つまり、全体の1%未満の人しか廃止していないんですよ。
個人的には、マイナンバーカードは賛成です。その立場で見たときに93万枚という数字が独り歩きしていて、こんなに多くの人が廃止するのだから、使えないカードだと主張したい人たちが一定程度いて、その根拠に利用したいという人がいるんだなと思いました。

確かに、一般の生活においては93万人というのは驚くべき大きな数字です。でも、母数が極めて大きいので1%未満の数字でしかないということは大して重要な数字でないのかもしれません。
こういう数字を使うときには、多角的に分析できることが大切ですね。

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