炎上に燃料投下? 「あの」さんの謝罪コメントに感じる「当事者意識」の欠如

 仕事をしていて一番難しい文章が「謝罪文」だと思っています。
こちらとしては非がないと思っているケースでも、謝罪文を書かないといけないこともあります。そういう時には、こちらに一方的な非があると認めるような文書を書くと将来的に非を認めた証拠になってしまうので、どのレベルで書くかなど悩んでいました。

そんな謝罪に関する文章ですが、タレントの「あの」さんが出した謝罪のコメントを読んで、まったく謝罪になっていないうえに、「自分は悪くない!」と主張していることが気になりました。それどころか、火消しどころか、燃料投下した文章なっていると思います。
これは、謝罪文としては最低ですね。

こんな文章を書くなら、AIを使ったほうがマシだったのでは?と思います。

【ニュースの概要】
タレント・あのが自身の冠番組「Aのちゃんねる」の演出に不満を示し、Xで降板を宣言した。番組では“嫌いな芸能人”として鈴木紗理奈の名を挙げ物議に。あのは以前から「ゲストが傷つく企画は避けたい」と改善を求めていたが状況は変わらず、直前まで質問内容を伏せられるなど不本意な演出が続いたと説明。自身の発言の一部がカットされたことにも触れ、鈴木への影響を「申し訳ない」と謝罪。番組側とテレビ朝日は謝罪コメントを発表した。


「番組の演出が悪くて自分も指摘していた」という文章から始まっていますが、謝罪文であるなら、最初に名前を挙げた鈴木紗理奈さんへの謝罪から始まるはずです。なにより、番組の演出であったとしても、自分が発言してしまったことについては素直に謝罪すべきはずですよね。

一般的に謝罪文なら、何に対して謝罪するかを明確にして「謝罪」が冒頭にきます
そして、言い訳はしません。
今回は、言い訳と思われる文章から始まっているので、自分は悪くない、番組サイドが悪いんだと思っていることが強調されているような文章になってしまっています。

言い訳をするなら、事務所なりが状況報告として文書を出せばよかったのです。

ひょっとしたら本人は「謝罪文」だと思っていなくて、事情の報告、自分に責任がないことの説明文のつもりかもしれないですね。
まして、本人が文章の中で一人称で「ぼく」をで使っているますが、謝罪文なら「私」でしょうね。

読んでいて、こいつ常識ないよな…って思ってしまいます。

まさか、本人が一方的に文章を書いたはずはなく、事務所や事務所の法務部門が確認していると思うんです。そうなると、事務所自体の危機管理能力がないのか、常識が欠如しているのかって思われてしまいますし、だから、こういう危険なタレントに対して「発言に対する注意」をしてこなかったんだろうなって想像できてしまいます。


正直、「他人が悪い。自分は巻き込まれた」の文章では炎上している話題に燃料投下しただけでしょうね。

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