上野にある国立博物館で開催中の『百万石!加賀前田家』展に行ってきました。
加賀・前田家と言えば百万石の大名。
初代・前田利家が北陸に領地を得て以来、前田家が金沢を本拠に育て上げた文化は「加賀百万石の文化」と呼ばれ、歴代藩主が奨励した学問や、京都・江戸から取り入れた高度な技術を融合させて発展したことは知っています。実際に、金沢に行くと美術作品の素晴らしさを感じます。
今回、一番見たかったのが利家公が使った、金色の鯰尾(なまずお)兜。
金沢城の銅像も、この兜を着けています。
それだけに、本物をぜひ見たいと思っていたのですが、実物を見ると「凄い!」ですね。
さすが、「かぶき者(傾奇者)」。
戦場では、とにかく目立ったでしょうね。
そんな前田家ですが、三代当主・前田利常(1593~1658)の時代より、さまざまな名物裂を収集したことで知られています。 大大名であるがゆえに、文化活動に力を注ぐことで幕府への恭順の意を示す必要があったとはいえ、これだけの芸術品を収集したのかと思うと驚くばかりです。 様々な芸術品が、体系的に収集されているなんて、すごい財力があったんだろうし、それ以上に、優れた人たちがたくさんいたからこそ、組織的に収集できたんだろうなって感じます。
そして、驚くべきは関東大震災や第2次世界大戦で焼失することもなく保管されていたことです。 これが焼失していれば、日本の文化にとって大きな損失だったでしょう。
今回の特別展、とにかく見応えがありました。
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