高校野球の出場校の暴力問題に関連して、高野連の会長が「本当に細かいものから報告してもらって、年間1000件以上になるわけですが。そういったことは徹底してるんですが、我々も事実として認定できていないところとか。今のところ最善のところと思ってます。ひょっとしたら、改善の余地があるかと思います」という発言をしているようですね。
こういう記事を読んでいると、この方たちはリリースの仕方が下手だな~って思います。
高野連の加盟校って3,768校。
今のタイミングで年間1,000件以上という数字を出せば、
- 25%以上の学校で暴力が発生して届け出されている
- おそらく、これは氷山の一角で本当はもっとすごい状態だろう
- やっぱり、高野連は暴力に対して寛容なんじゃないか
って思われますよね。
しかも、今回の問題と年間1,000件以上の報告があることって関係ないんですよ。
今回の会長の発言からすると、1,000件もあるから1つ1つを詳しく確認することなんてできません!ということなんですかね。
今回の会長の発言からすると、1,000件もあるから1つ1つを詳しく確認することなんてできません!ということなんですかね。
見方を変えれば、届け出をすれば不利になるのに自主的に1,000件も報告が上がってきているわけで、それは素晴らしいこと。
それなら「報告をすれば不利になるのに1,000件も報告があがってきていますが、この中には本当に些細なことも多いんです。ただし、本当に深刻なケースについては高野連では処分を行うだけでなく、必要に応じて情報を共有したり、対応策を各高校に連絡し暴力を許さないことを示しています。」「暴力を隠ぺいした学校に対しては厳しく対応します」とか言えないんですかね。
数字を出すって客観性が高まるけど、その数字をどのように説明するかで印象って大きくかわることを意識して説明に使わないといけないな~って思ったところです。
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