カンボジアで逮捕された特殊詐欺の犯人って・・・

最近は特殊詐欺の電話が海外から発信されているようです。
先日も、カンボジアで逮捕された29人が護送されるというニュースもありました。

今回の事件では、中国人が拠点を管理し、起床時間や消灯時間を定めたうえで外出を制限していたそうです。
かけ子は、マニュアルを暗記し、朝から晩まで詐欺電話を架けさせて、仕事が終わると録音した通信内容にもとづいた反省会までやっていたとか・・・・。

警察の方から以前聞いた話では、国内で摘発した詐欺グループでは会社のように目標管理や就業時間が定められていたとのことでしたが、目標を達成するとボーナスがあったり、慰安旅行があったりしたそうです。

今回のカンボジアのケースでも目標管理や反省会などがあったそうですが、リターンがあるわけでなく奴隷のような活動をさせられていたようですね。
このあたり、日本人でなく中国人が管理しているということもあるのでしょうか。
今回のケースでは日本人だけが護送されているところをみると、組織のトップにいる人間は逮捕されていないんでしょうね。