【銀行員時代にいたヤバイ奴】俺は役員の〇〇さんを知っている!

 私が銀行員をしていた頃に出会った「迷惑な客」の第2回。

なんのクレームだったかは忘れましたが、すごい無茶な要求をしてきた客がいました。
銀行側には全くの過失はなくて、単純に自分の要望に応えろというような内容です。



当然のことながら、銀行側としては「そんなことはできません!」のゼロ回答。
べつに担当者の言い方とかが悪いわけでなかったのですが、突然キレて最後には
「お前のところの役員をしている〇〇さんを私は知っているんだぞ!」
と脅迫じみたことを言い出します。

その役員さんは、よく知っている人で
絶対に自分の知り合いだから優遇しろとか言われない方。
むしろ、「自分の名前を出して何かを求めてきたら、自分からダメだとハッキリ言うから」という人なんです。

だから念のために、「〇〇とはどのような関係でしょうか」と確認したところ、驚きの回答。

なんと、その回答は

「この前の新聞記事で〇〇さんがインタビューに応えていたのを読んだ。だから知っている」

いや、それは知り合いでなくて、単なる名前を知っている人でしょ。
そんな理屈が通じるなら、私は総理大臣だって知り合いですよ。


いやはや、世の中には変な人がいます。
〇〇と知り合いだから・・・・と名前をだせば相手はビビるとおもっているんでしょうが、そんなに甘くないですよ。






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