JR東日本のモバイルスイカ 決済枠上限を2万円から「数十万円」規模にして大丈夫?

 ネット記事を読んでいたら、
JR東日本が2026年秋頃にモバイルスイカのアプリを刷新し、QRコードなどを使う決済に対応させると発表していましたが、その決済枠を数十万円にするというニュースがでていました。

Suicaが交通費や、少額決済だけを目的とするなら数万円程度の限度額でいいんでしょうが、手数料収入を考えると高額の決済もできるようにしたいんでしょうね。

カードだけなら盗難された際の「不正利用」の可能性があるけど、QR決済にすればスマホのロックを外す操作が必要なので不正利用の可能性は小さいかも。

ただ、カードの不正利用対策をしていた経験でいうと絶対安全とは言えないんです。
というのも、
Suicaのアカウントを作るのは簡単。
そこに、あらかじめ盗んでいたカード情報を利用して、Suicaにチャージする可能性はあるんですよ。

これをやられると、カード会社側には利用された店舗が「JR東日本」としかわからないので、取引をモニタリングしても不審な取引か判断できないんです。
そうなると、JR東日本側のモニタリング能力が重要になるところですが、残念ながらJRにはそのような能力がない。

セキュリティ対策を施しながら安全な決済システムを構築できるか?
本当に心配です。

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