私が銀行員時代に見た迷惑な奴 第6回目
今回は住宅ローンのお話です。
最近では独身の女性の方でも不動産を購入するケースが増えています。
そうした中で、20代前半の女性が戸建ての住宅購入として住宅ローンの申し込みをしてきました。
勤務先は都内。
そういうことを考えると、都内のマンション購入が多いケース。
それなのに、その女性が買うというのは、房総半島の某市にある物件。どうやっても通勤できるような場所じゃありません。しかも、新築物件というので、趣味で古家を買ってDIYをするということでもないようです。
申込時に提出してもらった住民票をみると、もともと某市に住んでいたようで、そこが実家であることが判明しました。
このケースでは、収入からみて返済は厳しい状態でもあったので「謝絶」。本人にも収入からみて返済が厳しい旨を伝えたのですが、
そうすると、親を名乗る人物から連絡があり、
「自分たちが娘に資金援助するから、毎月の返済は困らない」
と言ってくるのです。
しかも、
「こういう返済方法なら娘名義でも銀行はローンを貸してくれると不動産業者が言った」
というのです。
これを聞いて、全員の感想が「やっぱり」
そう、
何らかの理由で親がローンを組めないから、娘名義でローンを組んで家を買おうとしているのです。
娘のほうが「親が言うことだから」「後から何を言われるか・・・」という気持ちでローンを申し込みするのですが、借りてしまえば本人の借金。
親が資金援助してくれなくなった時点で破産状態になることは明らか。
それよりも、結婚をしても、ずっと住宅ローンを抱えたままなんですよね。
こういう親って本当に娘さんの将来のことを考えているのか?
銀行員をしていた時に思ったのは、こういう可哀そうな人を救うために謝絶するのは、大切だということでした。

コメント
コメントを投稿