「反社ではありません」という誓約書の無意味さ

 先日、某金融系の会社(銀行ではない)の担当者と反社対策について話をしたとき、
「うちは、契約時に反社でないことを表明させているから、反社は入り込むことはない」
と自信満々で話をされたので唖然としました。

そして、私が心配しているケースに関するニュースが報道されていました。

【ニュースの概要】
神奈川県警は、川崎市の神社祭りで露店を出すため「暴力団員ではない」とする虚偽の誓約書を提出し、不正に出店許可を得たとして、稲川会系の幹部ら5人を詐欺容疑で逮捕した。2025年10月の祭りで焼きそばやビールなど3店を営業していた。祭りでは「代紋入り法被を着た関係者がみこしに乗っていた」などの苦情が住民から寄せられ、神社が県警に相談。捜査の過程で虚偽申請が発覚した。県警は祭りへの反社会勢力の関与防止を強化している。


今の時代、反社の人間にとって「自分は反社の構成員だ!」と言えるのは、脅迫や喧嘩をするときぐらい。
経済活動をしようと思うと、反社であることは隠すしかないですよね。
どんなに「反社でないことを表明」させても、嘘の申告をするなんて簡単ですよ。

むしろ、「私は反社の構成員です」なんて書いた奴の話なんて聞いたことありません。
本当に反社を排除する気持ちがあったなら、反社のリストを購入するとか、地元の警察に相談するなどの対応策はあったのではと思います。

銀行で「反社対策」には慣れているだけに、こういう中途半端な対応って凄く気になります。

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