9600万円の「ニセ社長」詐欺。悪いのは騙された担当者だけなのか?

 いわゆる「ニセ社長」詐欺で、9600万円が騙し取られたとられたというニュースが出ていました。

【ニュースの内容】
山口市の法人が「社長」を名乗る人物からの偽メールを信じ、9600万円を振り込んでしまった特殊詐欺事件。社員のアドレスに届いた偽社長メールをきっかけに、連絡手段はメッセージアプリへ移行。相手は「重要な業務」「入金予定」「残高確認」などと巧妙に指示し、最終的に「取引先がリアルタイム送金を求めている」と急がせて振り込みを実行させた。社員は本物の社長からの指示だと誤信し、指定口座へ9600万円を送金。県警は、社長や役員を名乗るメール・チャットで送金を求められた場合、必ず本人確認をするよう注意喚起している。



「ニセ社長詐欺」は、被害額が高額になるという傾向があるようですが、そもそも、ここまで手口がわかっているのに、いまだに騙される会社(担当者)がいることは問題でしょうね。
そして驚くべきは、たとえ社長の依頼があるとしてもSNSで9600万円の指示があって、それを1名の人間の決裁で、送金できてしまうってどうなのでしょう?

普通の会社なら
9600万円を動かすための稟議書、担当役席、役員の決裁が必要なのでは?
まして、相手が急いでいるから送金してくれ!と言われても、役員会での承認なりなしに社長の一存で大金が動かせるってありえないですよ。

正直、騙された会社の”ガバナンス”の問題は大きいと思います。

それ以上に気になるのは、手続きをした人はどうなるのでしょうね?
普通に考えると、なんらかの処分はあるだろうし、さすがに会社に残るというのは無理かも。
会社のガバナンスが問題としても、やらかした人だけが責任を負うとしたら可哀そうですね。

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