応募者なりすましAIが面接受けるって、北朝鮮のIT労働者かな…

 企業のオンライン採用面接で、応募者になりすましAIが面接を受けたケースがニュースになっていました。この手口、すでに海外では発生していたので日本もいつか…って思っていたら、やっぱり発生しましたね。


動画でも見ましたが、確かに違和感を覚えます。
私もAI?って最初は思いましたが、半信半疑。
でも、ずっと見ていると日本語がおかしかったり、口と声のズレとか、声の抑揚のなさなどをみるとAIだろうなって思いました。
恐らく、翻訳ソフトか何かで日本語に変換してしゃべっているんでしょうね。声の抑揚なんかもなくてロボットと話しているような感じで違和感を覚えました。

今回のニュースをみてピン!ときたのが警察庁などから注意喚起されている「北朝鮮IT労働者」です。

注意喚起の文面に書かれている代表的な手口は、

  • 代表的な手口として、身分証明書の偽造や第三者へのなりすましが挙げられる。
  • 知人等の第三者から身分証明書の画像の提供を受けて北朝鮮IT労働者がアカウント登録を行った例や、日本に居住する血縁者、知人等の第三者にアカウントを登録させ、実際の業務は北朝鮮IT労働者が行っていた例が確認されている。
  • 北朝鮮IT労働者が、企業からの報酬の振込先として第三者の口座を登録し、当該第三者に対して指定した外国の口座への送金を依頼し、その対価として当該第三者に対して報酬の一部を提供していた例が確認されている。

です。

北朝鮮労働者はIT関連業務に関する高い技能を持っている人が多いらしく、中国などに在住しながらテレワークで業務を行い、この給与が北朝鮮政府に回収されて外貨獲得、核兵器等の開発資金に使われていると言われています。

私の仕事では、北朝鮮への資金の流れをどう止めるか?について対策を検討したり、対策の状況を調べたりしているのですが、いくつかの銀行の方と話をしていても、手口を十分に分析しないまま対策を検討するという不思議な人たちがいてビックリしています。
日本って、北朝鮮に隣接していて、北朝鮮に縁がある人たちが多くいるという環境下では、拡散金融リスクが大きいのですが、もっと危機感を持ってもらいたいなって思っています。

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