チーム内の「仕事が出来る人」と「仕事の出来ない人」の働き方をみていて、気づいたのは”期限”に関する考え方の違いを改めて考えさせられる事例がありました。
仕事であればアウトプットの期限があって、それまでに仕事を完了させる必要があります。
社内の会議での報告資料を作成してもらったのですが、本人たちは言いませんが、明かに期限の違いについて考え方に違いがありました。
- 仕事が出来る人 → 期限は資料が完成する期限
- 仕事が出来ない人→ 資料を出す期限
です。
仕事が出来る人は前日ぐらいまでにレビューの時間を設定して、そこでチェックをしてもらう。それを受けて、期限までに完成形を作成して提出してきます。
期限に出てきたアウトプットは、完成度も高いので、会議で説明しやすいように少しだけ修正させてもらうぐらいです。
むしろ、どう説明するかって頭のなかで整理して作ってくれているので、この人に発表してもらおうかなと思います。
一方、仕事が出来ない人は自分の書いた内容に修正点がないと思っているのか、期限ギリギリまでレビューを行うこともなく、ハイ終わりました!って提出してきます。
正直いって、完成度も低くて、発表までに大幅な修正をしないといけなかったり、酷い場合には最初から作り直しすることもあります。
おそらく、どう説明するかなんて頭のなかにはないんでしょうね。
さすがに、こいつに発表させられない!となります。(発表させたことあるんですが、何言っているの?ってクレームが来ました)
この状態だと生成AIに下書きを書いてもらって、自分で修正した方がスピードも精度も高いと思います。
結局のところ、そういう状態だから仕事を外されていくんですが、本人はそれすら気付いていなくて、こんな楽な仕事で給料貰えるのはラッキーと思っているようです。
こうして、仕事が出来る人に仕事をお願いすることになるのですが、仕事が出来る人からするとサボっている人がいるのに、自分は忙しい。それなのに給料は変わらないとなれば不満が高まって退職していくんだろう・・・って感じます。
正直なところ、日本の会社のシステムでは難しいのかもしれませんが
仕事が出来ない人は減給や降格が簡単にできる、解雇も簡単にできるという仕組みを導入しないといけないんだろうなって思います。
正直、マネージメントをするうえでは頭が痛い問題です。
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