兵庫県知事の問題のせいで「パワハラ」が大きなニュースになっています。
ちなみに、パワハラの定義を改めて厚労省のWEBサイトで見てみると
- 優越的な関係を背景とした言動
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えていること
- 労働者の就業環境を害している
マスコミも報道をするなら、「パワハラ」の定義をしっかりと伝えたうえで、兵庫県知事が「パワハラ」をしていたかだけでなく、今、会社でパワハラを受けている人は、どのような対応ができるのか?と言う点も伝えてほしいな~って思います。
今回の兵庫県知事の問題を見ていると、「自分が考えていることは絶対に正しい」「自分以外の人間は自分よりも劣っている」「絶対に自分のミスは認めないし、謝罪はしたくない」という頭が良い人の典型的な態度をとっているようですね。
こういう人の典型が、大阪市長や府知事をやっている(やっていた人)に多いような。なんとなく”類は友を呼ぶ”という言葉を思い出してしまいました。
ちなみに、パワハラの被害に遭ったときの対応については厚労省のWEBサイトには
- はっきりと意思を伝える
- 会社の相談窓口に相談
- 都道府県労働局への相談
とはいえ、今回のケースについては
はっきり伝えると記者会見をつかって人格否定
相談窓口である人事は県知事の味方
まして、労働局は県の機関
どこも第三者的立場で対応してくれそうにはないですね。
県のトップが「パワハラ」をしたのでは?と言われていることを考えると、兵庫県に勤務されている方は悲劇ですね。
こうなると、議会がどうにかしないといけないのに、支援している政党のトップは同じ傾向の人。
いやはや、悩ましい問題だなと思います。
ここまでくると、厚労省や厚生労働大臣が入って「パワハラ問題」の積極的な調査をやって、そのうえで、本当にパワハラが行われていた場合には、兵庫県にペナルティを課したり、いわゆる「業務改善命令」みたいなものを出して、見せしめにすることも必要なのではとか思ったりします。
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