顧客による「カスタマーハラスメント」が社会問題になっています。
カスハラに関しては銀行業界も避けて通れない問題ですが、島根銀行が「悪質な行為が続く場合などは取引を拒否するほか、警察や弁護士などと連携して対応することもある」とする基本方針を策定したというニュースがでていました。
カスハラに関しては銀行業界も避けて通れない問題ですが、島根銀行が「悪質な行為が続く場合などは取引を拒否するほか、警察や弁護士などと連携して対応することもある」とする基本方針を策定したというニュースがでていました。
■こんなことがありました
私が銀行員時代、やっぱり、凄いカスハラをする爺さんがいて、そいつのせいでカスタマーの担当者が辞めることもありました。
そいつの口癖が「解約してやる」だったので、オペレータの方に「解約してもらってOKだから手続きを進めてあげてください」と指示を出していました。
実際、「じゃ解約しましょう!」とオペレーターの人が説明したら、「なんで解約を勧めるんだ!自分は客なんだぞ!」と言ってきたそうです。
本人は解約するぞ!と脅せば、銀行は言う事を聞いてくれるとおもっていたようです。
挙句の果てには
「じぶんは銀行さんと良い関係でいたいから・・・・」
って言ったとか‥‥。
本当ふざけるなよ!
こっちは、お前なんかと良い関係でいようなんて思っていないから。
むしろ、縁を切りたいんだよ!
結局、解約しなかったので全員で「ちぇ!なんで解約しないんだよ」って話をしていました。
現場はそんな感じだったのですが
会社の上層部は警察に相談するとかはしないし、契約解除に向けて積極的に動いてくれることはしませんでした。
むしろ、こういう輩を上手く対応するのがカスタマーセンターの役割だろう!ぐらいにおもっていたのには、本当に怒りを感じていました。
■金融庁さんへのお願い
そう考えると、島根銀行さんの「悪質な行為が続く場合などは取引を拒否するほか、警察や弁護士などと連携して対応することもある」という対応は素晴らしいですね。
銀行の経営層は、金融庁が言う事なら絶対に実施しますから、ぜひ、金融庁さんが「悪質な行為が続く場合などは取引を拒否するほか、警察や弁護士などと連携して対応すること」と通知を出してもらいたいなと思うところです。
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