最近、芸能人が過去に行った「セクハラ」行為が話題になっていますね。
20年~10年前の出来事については一部の方は「当時はセクハラが緩かったから」と言っていますが、本当にそうだったのでしょうか?
疑問に思ったので調べてみました。
調べてみると、1989年(平成元年)に、日本初のセクハラ裁判で全面勝訴判決がでて、その年の流行語大賞で「セクシャルハラスメント」が選ばれていました。
そして、1997年の雇用機会均等法の改正では、雇用主へのセクシュアルハラスメント防止措置の義務化を盛り込まれています。
すくなくとも、平成の時代には「セクハラ」という言葉が一般的であって、それは問題ある行為であることはわかっていたということですね。
確かに、私が銀行に入行した時には、セクハラについてはダメだという研修をしっかり受けました。
こう考えると、20年前であっても芸能人だからといってセクハラが許されたわけでないし、セクハラを受けた職員に対して会社側が守らなかったというのは問題だったのではないでしょうか。
少なくとも、マスコミは他の会社の不始末を徹底追及しているのですから、一般の企業以上に求められるコンプライアンスは高いはずです。
なんとなく、当時はセクハラは許されたんだ!と言う人は、ご自身がセクハラをしていたのか、あるいは、好きなタレントを守るために女性は犠牲になっても構わないというような考えの方多いようにも感じます。
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