「不法無線局」の注意喚起って何が言いたいの?

 最近、「不法無線局」なるもの関するネット記事などをみることが増えました。
これについて、総務省や各キャリアから注意喚起が出ているのですが、銀行でセキュリティ対策をするなかで啓蒙(注意喚起)をしてきた立場からすると、これって何?という感じすらします。



これを読んだ人が、不正無線局って危険だから、注意しようね?とはならないと思います。
それはなぜか?
多くの人にのって不正無線局って何?どんな危険があるの?状態だからです。
ここで注意喚起をするなら最低でも
  • 不正無線局とは何か?
  • 不正無線局はどういう目的で設置されているのか?
  • 不正無線局にアクセスするとどうなるのか?
  • そもそも、普通に使っていたら勝手に接続されるのか?
  • 不正無線局にアクセスしたことを、どうやって確認したらよいのか?

ぐらいは書いてくれないと、不正無線局って危険なんだ!とはならないんですよ。

この手の注意喚起って、自分がわかっているから他の人も理解しているであろうという前提で書いちゃう人が多いように思います。

私の場合ですが、自分が書いた内容について、パートさんとか一番知識がないような人に読んでもらって、その人が理解できるか?ってやっていました。
そのうち、パートさんが〇〇さんのお知らせって面白いから早く書いてよ!って言われるようになってしまいました(笑)。


コメント