西日本シティ銀行の再発防止策に物申す!「研修」で失った信用は戻るのか?

 行員が顧客の個人情報の映り込んだ動画を撮影し、SNSにアップしたことで問題になった西日本シティ銀行が、再発防止策を発表したようですね。

再発防止策は

  1. 私用スマートフォンの取扱いおよびSNS利用に関するルールの周知・徹底
  2. 管理職による指導・確認と、職員が相互に注意・相談しやすい職場風土の醸成
  3. SNS・情報漏えいに対する役職員のリスク認識の醸成
だそうです。
そして、1.では「私用スマートフォンの執務室への持込みを厳禁とするルールの導入」というものが入っているようです。
それに加えて、本件の関係者につきましては、行内規定に基づき厳正な処分を行うとともに、経営責任を明確にするため、役員報酬の一部を自主返納するそうです。


こういう再発防止策を読むと「周知・徹底」「〇〇の醸成」という言葉が必ず出てきますよね。
じゃ、具体的に何をするんですか?って聞きたくなるような内容ですが、きっとスマホやSNS利用に関するルールの周知・徹底であったり、リスク認識を醸成するといっても研修をするぐらいなのかな?って思います。
実際、銀行が出している詳細をみても「研修」ばかり書かれています。

確かに、研修をして「やってはダメなこと」であることを認識させることはできるかもしれませんが、物理的に止めることはできないですよね。
そもそも、一般的な銀行員が受けている「コンプライアンス」や「情報管理」の研修が頭に入っていれば執務室内で動画を撮影して、それを投稿しようなんて思いません。

銀行は、いい商品を提供するとか、いいサービスを提供すれば信用を取り戻せるような業種でないだけに、例えば、
  • 執務室内にある防犯カメラを利用して、職員がスマホをいじっていないかをチェックする(AIなどを利用して検知する)
  • 抜き打ちでの検査の実施
  • SNS投稿などが判明した際の処分内容の明確化
  • SNSのパトロール
などを具体的な対策を示して、本気度を示さないと、失った信用を取り戻すことって難しいのではと思います。

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