某プロ野球の前監督の暴力問題で「生成AIが悪い」と批判されている方もいますが、生成AIが詐欺を防いだというニュースが出ていました。
【記事の内容】
北海道オホーツク地方の60代男性が、SNSで「お金を稼げる」と誘われ、副業名目の詐欺に遭い15万円を送金した。店舗運営費や税金名目で繰り返し金銭を要求され、不安を覚えた男性は生成AI「ChatGPT」に状況を相談。AIから「詐欺の可能性が高い」と指摘され、被害に気づいて警察に届け出た。警察は、副業登録などで高額な現金を要求するケースは詐欺の典型であり、安易に応じず警察へ相談するよう注意を呼びかけている。
大量に送られるフィッシングメールについては、たとえばGmailなどでは「そのメールは詐欺である可能性があります」のようなメッセージを表示してくれます。一方、個別に送られるSNSのメッセージのやりとりを「詐欺」かどうか警告を出すのは難しいでしょうね。
強いて言えば、最初に送られてくるSNSのメッセージに対して警告を出してくれればと思うところはあります。
詐欺の被害に関して言うと、誰に相談できるかは重要ですよね。
相談する相手が「どの程度の知識」があるかによって、適切な回答を得られない可能性があります。
例えば、知識がない人に相談すると、
「よく分からないけれど怪しいからやめなよ」という漠然としたアドバイスになりがちだし、酷い場合には、「そんなの詐欺じゃないよ」と言われる可能性もあります。
そのときに、生成AIは過去の膨大な詐欺パターンのデータを学習しているため、「知識がある」状態。なので、具体的かつ的確な根拠を持ってズバッと指摘してくれたのだと思います。
まして、騙される前であれば第三者に相談しやすくても、すでに送金をしてしまった後だと、
「騙されるなんてバカだと思われたくない」「怒られたくない」という気持ちもあって、相談することに対する心理的なハードルが上がっているように思います。
そのときに、完全非対面で無機質な生成AIは「プライドを傷つけずに事実だけを教えてくれる」ので、こういうケースの相談に向いているのかもしれないですね。
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