小泉農林水産相が「農機のリースは当然」といった件、この人は本当に農業を理解しているんだろうか?って強く感じるニュースでした。
そもそもなんですが、この人は「リース」と「レンタル」の違いを理解しているんでしょうか?
リース契約は数か月~数年での契約になるので短期間の使用にむきません。
例えば稲作の場合、収穫作業をするのは短期間。1日でやるところも多いし、長くても数日。そうなると、リース契約よりもレンタルだろ!ってことになりますよね。
まず、そういった基本を理解していないようです。
工事現場のリースされた重機と同じぐらいのイメージで語っているあたり、農業のことなんて考えていないんでしょうね。
仮にレンタカーのイメージだとして、
レンタカーというビジネスが成立するのは、年間を通して稼働するから、投資を短期間に回収できる。
でも、稲刈りの時期って年1回。しかも、同じタイミング。
1度貸し出した後には、メンテナンスをしないといけないから稼働率は極めて悪い。
不稼働の時期が多いのでビジネスとして成り立つスキームじゃないですよ。(実際、JAがレンタル事業をやったけど終了しています)
ただ稲刈りの場合には、発育状況によって毎年時期は違ってくるし、前後の天候などによって時期を調整しながら収穫時期を決めます。
そうなると、タイムリーに予約を入れられないといけないけど、数が限られた機械を借りることは難しくて、結局、刈り入れすべきタイミングに借りられないことが容易に想像できます。
前から、頭が悪い人だとはおもっていたのですが、こんな頭の悪い人の突拍子もない思い付きを「これは素晴らしい提案」というように放送するマスコミにも大きな問題を感じます。
レンタカーというビジネスが成立するのは、年間を通して稼働するから、投資を短期間に回収できる。
でも、稲刈りの時期って年1回。しかも、同じタイミング。
1度貸し出した後には、メンテナンスをしないといけないから稼働率は極めて悪い。
不稼働の時期が多いのでビジネスとして成り立つスキームじゃないですよ。(実際、JAがレンタル事業をやったけど終了しています)
ただ稲刈りの場合には、発育状況によって毎年時期は違ってくるし、前後の天候などによって時期を調整しながら収穫時期を決めます。
そうなると、タイムリーに予約を入れられないといけないけど、数が限られた機械を借りることは難しくて、結局、刈り入れすべきタイミングに借りられないことが容易に想像できます。
前から、頭が悪い人だとはおもっていたのですが、こんな頭の悪い人の突拍子もない思い付きを「これは素晴らしい提案」というように放送するマスコミにも大きな問題を感じます。
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