上野の森美術館でやっている「五大浮世絵展」を見に行ってきました

上野の森美術館でやっている「五大浮世絵展」を見に行ってきました。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の作品140点が展示される美術展、NHKの大河ドラマの影響か、思った以上に館内は混みあっていました。


今回の作品展をみて思ったのは、浮世絵って、こんなに「グラデーション」を出せるのかということでした。
とくに風景を描いたものなんか、空の色とかグラデーションが綺麗でびっくりしました。
このあたり、やっぱり、本など見るのでなく、現物をみると印象が変わりますね。

それと、この絵師の人って、こんな作品も描いていたの?という新しい発見も。
例えば、葛飾北斎って「富嶽三十六景」のイメージしかなかったのですが、美人画なども描いていたんですね。

新しい発見をしながら見ることができたのはいいのですが、正直、混みあい過ぎ。
絵の前で立ち止まって、じっくりと見たい気持ちはわかるのですが、そこで列が止まると、後ろに並んでいる人は迷惑なんですよ。
こういう人は高齢者が多いので、ゆっくり見たいなら「平日」に来てくださいよ!って感じです。

あとは、今回スマホを利用すれば無料で音声ガイドが聞けるということでしたが、館内は人が多すぎるのか、スマホの通信はダウン状態。多くの人が「繋がらないね~」とか言って諦めている状態でした。
この辺りは、美術館の責任ではないと思うのですが、事前に回線が混みあっていて使えませんぐらいの案内はしてほしいし、そうなら、有料でのサービスも検討してもらいたいものです。

ということで、
行ってみたものの、人が多すぎた感が強すぎて、浮世絵を見に行ったのか、人を見に行ったのかわからなかった感じがします。





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